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スタッフブログ

2021.06.01

高橋 幸二

省エネ性能の説明義務制度から見える未来

近年の地球温暖化や異常気象などへの対策として、「省エネ」は現代社会のキーワードとも言えるべき重要なことであり、“省エネ家電”のように、住宅にも環境に配慮した省エネルギー化が求められています。

 

建築物省エネ法が改正されたことにより、2021年(令和3年)4月より、300㎡未満の小規模住宅・建築物の設計に際し、省エネ性能について建築士からお施主様(建築主)に説明することが義務化されました。

 

具体的には、省エネ基準への適否と、省エネ基準に適合しない場合は省エネ性能確保のための措置の説明です。

 

省エネ基準とは、【外皮基準】と【一次エネルギー消費量基準】の2つがあります。

【外皮基準】とは、高気密・高断熱の家づくりを実現するために高断熱窓や性能の高い断熱材を使用し、外皮性能を上げる工夫をするなど、屋根や外壁などの断熱性能に関する基準です。

【一次エネルギー消費量基準】とは、エネルギー効率のいい冷暖房設備やLED照明、高効率給湯器や太陽光発電などで一次エネルギー消費量を抑える工夫を行うなど、住宅内で消費されるエネルギー量に関する基準です。

 

 

しかし、現在の法律では「省エネ基準に適合しない」家を建てることも可能なのです。

同業他社の中には、改正建築物省エネ法を理解していなかったり、建築コストを下げたり価格を抑えるために、省エネ基準に適合しない家を建てるケースも少なくありません。

住んでから後悔し、省エネ基準に適合させるためにリフォームを行うと、多額の費用と時間がかかってしまいます。

 

 

AKOZHOMEで建てる「ファースの家」は、住宅性能に優れたファース工法で建てる住宅の総称で、建築物省エネ法の改正よりはるか昔から、省エネ基準を上回るほどの性能を有しています。

「ファースの家」は、ファース本部が主体となり、全国の加盟工務店によって建てられています。

現在においてもさらに性能を高めるための研究・開発に余念がありません。

 

省エネ性能を有した家は、イニシャルコスト(初期費用)はかかりますが、長い目で見るととても経済的で多数のメリットがあります。

光熱費のランニングコストが下がるのをはじめ、部屋間の温度差が少なく、ヒートショックなどのリスクも軽減することができ、快適な生活と家族の健康づくりにつながります。

 

AKOZHOMEは、省エネ基準に適合した住宅を建て、省エネ性能についてしっかり説明を行いますのでご安心ください。

 

ひとりでも多くの方が、未来をしっかり見据えた家づくりに関心を持ってほしいと願っています。